マジック。
半田山の完成見学会に訪れた方に、「タカハシマジック」と言われました。
外観からしても、実際の面積も、とても小さな30坪の家なのですが、
中に入ってみると、そうは感じられないくらい広いと言うのです。
「小さくても広く暮らせる家」を提案しているボクにとっては、
これは実に嬉しいお言葉でした。
空間をいかに引き延ばすか、たしかにマジックなのかもしれません。
ボクにとっては、ちょっとしたテクニックの積み重ねです。
前職の関係で、何百という数の良質の住宅を実際に見て歩きました。
また、全国の設計者に設計を教える立場としても、幾多の住宅設計を研究しました。
そこで感じてきたことを、整理して、組み立てているのです。
この経験があって、今があるんだなと、つくづく思います。
普通にはできないことを経験できて、幸せ者です。
今後もこの言葉を糧に、さらに鍛錬して、
設計に生かしていきたいと思います。
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