大谷石。
人・建築設計所の設計に使われている大谷石。
国内の石材採掘は、輸入建材に押されたり、後継者不足から、
廃坑閉山となり極端に減っています。
栃木県産の大谷石は、まだその中でも入手しやすいです。
ちなみに静岡県産の伊豆石は12年ほど前に調べた時には、
切り出していないそうで、すでに入手困難でした。
さて、その大谷石。
設計の師匠をたどっていくと繋がります。
米国の建築家フランク・ロイド・ライトが来日して設計した
旧帝国ホテル(明治村の玄関ホールが移築されている)の
外壁や内装の石材とレンガのコンビネーション。
この石材こそが、大谷石なのです。
火に強く、暖炉などに適した材料。
味噌(石の中に混ざっている礫)がたくさんある部分が
特に良いと、師匠から教わりました。
石を使う時には、その教えを思い出しながら、
「大谷石」と図面に記入しています。
(function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0]; if (d.getElementById(id)) return; js = d.createElement(s); js.id = id; js.src = "//connect.facebook.net/ja_JP/sdk.js#xfbml=1&version=v2.3"; fjs.parentNode.insertBefore(js, fjs);}(document, 'script', 'facebook-jssdk'));
関連記事