洗濯物の動線。
家づくりでは、夢、希望、要望が先行します。
それで良いと思います。
でも注意してください。
それらが整理されずに絡まっていると、現実の生活を忘れてしまいがちです。
その一例が、洗濯物なんです。
ともすると、玄関先に干したり、リビングの南側を塞いで、ぶら下がっていたりします
入居してからハッと気付くのでは、遅いですね。
ボクら設計屋は、お客さまの要望はすべて耳に入れ、頭の中でちゃんと整理して、プランを作ります。
生活というリアリティーを、いかにスッキリと処理するか、頭をひねります。
そのなかで、ボクが一番気にしてるのが、洗濯物なんです。
若いご夫婦の場合は、2階の浴室をオススメすることもあります。
そうすると、端から洗濯物が1階に降りて行くことがないですね。
リビングは、いつお客さまが来てもスッキリとしている訳です
1階にリビングなどのパブリック空間、2階には寝室などのプライベート空間、そういう括りで分ける手法なんです。
これを動線計画と言います。
みなさんの家は、洗濯物に悩まされていませんか?
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