小さな復興プロジェクト。
この美しいキーホルダーは、津波で壊滅的な被害をうけた女川町でつくられています。
その活動は、「小さな復興プロジェクト」といいます。
既にNHKや各局の取材を受け報道されているそうです。
ボクは、建築で愛用しているオスモカラーの担当者から聞きました。
同じオスモカラーを愛用する家具職人“K−design”の工藤氏が立ち上げた
復興プロジェクトでは、ものづくりを通じた経済的自立支援を行っています。
ものづくりを通して収入の確保だけでなく、
家や仕事を失った日常の心的ストレスの低減と、
義援金とは違ったダイレクトの支援と支援の証が
手元に残る“自然災害の啓蒙”活動です。
以下、工藤氏からいただいたメッセージです。
「被災者の自立・復興」と「支援者の支援への実感」それのために小さな復興プロジェクトは活動しています。
被災者はもちろん、被災していない全国の方々も心を痛めている今日。
津波で壊滅的な被害を受けた女川町の方々の手作業によって作られる木製キーホルダー「onagawa fish」は、明るい未来へ向けて歩き出した証です。
仕事を失った被災者の方は、製作することにより日々の生活の充実と収入が得られます。
また、被災地へ駆けつけることが難しい方でも、このonagawa fishを購入することで具体的な支援につながります。
さらに手元にはonagawa fishが残り、いつまでも支援した気持ちを持ち続けることが出来ます。
一つひとつ、手作業で仕上げられたonagawa fishをギュッと握りしめることは、女川町の方々の手を握ることにもつながるのかもしれません・・・。
木製キーホルダーには、メープルとウォルナットの2種類があり、
一つ一つ丁寧に被災した女川町の方々が手作業で仕上げています。
皮製のホルダーの印字には“お魚がドッと獲れる日がくるように”との
願いが込められているそうです。
人・建築設計所では、「小さな復興プロジェクト」に少しでも力になればと、
ここ浜松にて、活動を広めています。
写真は、人・建築設計所に届いた、かわいい魚たち。
今週末7/9,10の
建築士の日記念イベントでは、人・建築設計所ブースにて
木製キーホルダーonagawa fishと、onagawa fishステッカーをお分けします。
生産量が少ないため、少量だけですが、良かったらお手に取って、ご覧ください。
onagawa fish(ウォルナット、メープル) 各1,200円
onagawa fishステッカー(シルバー) 600円
小さな復興プロジェクト
http://ameblo.jp/small-rebuild-project/
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