地震係数z
建築基準法に、地震係数zというのがあります。
今回、被災されている熊本、大分は0.9〜0.8。
これは基準法の求める最低限の耐力を10〜20%下回ってもいいよというもの。
私たちの住む静岡県では、zを1.2として、さらにバラツキ係数1.1を掛けます。
1.2×1.1=1.32。基準法の32%以上、丈夫に作りなさいと。
これはきたる東海地震に備えてのもの。
また、品確法で設定された耐震等級。
最高ランクの等級3では、基準法の1.5倍を求められます。
0.8と1.5の差、1.875倍。
単純に必要な壁の長さが、10メートルだとすれば、18.75メートルになります。
何が言いたいかというと、地震係数z、もうやめませんか?
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