砂漆喰、仕上がり。

たかだい

2009年06月12日 22:54


本日は、静岡市の「大岩の家」の現場監理でした。

先日、塗り始めた砂漆喰が、ほぼ完成していました。


白くなるだけで、印象がずいぶんと違います。

今回は白と黒の壁のモノトーンに、ヒノキの木の色と、
ハイライトラインになるシルバーという配色。


引きで見ると、さわやかで品がよく、「知的さ」を感じますが、
近づいてそのテクスチャーを見ると、粒立ちや鏝のラインなど
「静かな力強さ」を感じられます。

「知性と情熱」、その両面が同居しています。


2階キッチンのアールの壁が、最後の仕上げ部分。

職人さんも、一番楽しいところを最後に残していました。


白い壁が浮いているイメージで、造形しています。

直線的な建物に、軟らかさとアクセントを与えています。

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