左官、防音室。
「神宮寺の家」8月上旬と下旬の監理。
夏期休暇の前後で、内壁の左官工事に入ってもらいました。
塗るのは、珪藻土の中でも良いもの。
珪藻土と一口に言っても様々なものがあります。
100種類近い珪藻土を調べたことがありますが、やはりコレってのが数種類あります。
お客さまを交えて、塗り方を決めて行きます。
最初は左官職人のお父さん。
アンパンマンに出てくるジャムおじさんみたいな風貌です。
次に息子さん。
親子して2人とも体格がいいです!
リオオリンピック見て、懐かしいなあ、というので、聞くと
学生相撲で日本代表となり、リオでも活躍したとか。
ただのデッカイ人ではなかったです。スゴい!
さて、仕上がったというので、見に行きました。
せっこうボードが隠れて、少しトーンを落とした白い壁がスッキリとした印象。
そして、電気器具も付けられました。
シーリングファンは、今回はこのスペース。
室内で唯一の下屋部分です。
ということで、キレイになった雰囲気を一通り。
お?っということで、ちょっと解説。
手前のニッチの奥に、今までナイショにしていた部屋。
ワイルドな仕上がりの防音室。
本格的な金物を使い、ある程度の防音を可能としています。
見てください、仕上げはJASのスタンプが見えたままです。
これ、カッコいいですよ。
バルコニーには手摺がつきました。
木製の手摺で、肉厚のものがついています。
天気もよいので、南側の外観も。
袖壁や飛び出した部屋のおかげで、風がこれに当たり、室内に風を導きます。
ホント計画通り、よく風が通るので、設計者としては、ガッツポーズです。
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