現場監理7/23。
「神宮寺の家」の7月下旬の現場監理。
なんかスッキリ!ということで、足場が外れました。
この住宅は、ほぼ総2階建てで、一部ロフトを小屋裏収納として使っております。
また、太陽光発電を5.8kWほど載せるため、南面する屋根面積を増やしています。
これらの要素のため、北側のファサードは、このように立上がります。
高くなってしまう建物を、デザイン的にいかに低くするか。
ヒューマンスケールで目線を操作します。
写真だと全体をパッと見るんですが、実際に現地に立つとこれが生きてくるんです。
今回は、玄関ポーチと自転車置きスペースを下屋にして抑えたこと、
左官仕上げで目線を下へと誘引すること、そして、カーポートを手前に置くことで、
幾重にもヒューマンスケールを与えるという手法です。
このカーポートも当初は木造で!とも考えておりましたが、
トータルコストのバランスを見て、アルミニウム製の3台用としました。
雨にほとんどぬれずに、家へアクセスできますので、やはりカーポートはいいですね。
まあ、収納やそれ以上のものを望むなら、ガレージです。
さて内部はほぼ下地が終わり、大工工事で残すは造作家具のみ。
各所の納まりも、全てうまく行きました。
この日はキッチンセットの組み付け。
専門業者が取り付けます。
さて前回、仮のものだった階段板が、取り付けられていました。
これはその板を下から見上げたもの。
クイズです。
この段板どうやって使うのでしょうか?
答えは最後に。
その段板を踏みしめて、2階に上ってみました。
階段の強度も、登り勝手もバッチリです。
2階は最後の納まり。
さてさて、先ほどのクイズの答え。
「懸垂運動をするための手掛けの穴」でした。
低めの段からありますので、小さなウチから使うことができます。
できてくると、懸垂しながら、上がったり下りたり。
巨体の私もぶら下がってみましたが、十分な強度でした。
でも懸垂は1回でヤメておきました。笑
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