外部足場、撤去。
今日は、静岡市「大岩の家」の現場監理でした。
鉄骨屋さん、建具屋さん、大工さん、基礎屋さん、キッチンメーカーさんと、
朝から、夕方まで、多くの方々と打ち合わせ。
そして、大きな展開となる、外部足場の解体。
いよいよ建物の外観が露わになってきました。
凛とした知性あふれる、外観になりました。
ただ、思わぬことも分かりました。
単管足場が、外壁ときわどく建ててあった部分。
真っ白な漆喰のところに、サビ色の雨によるシミを発見。
足場のサビをもらったようです。
また、足場が近すぎて、コテの模様出しも難しかったようで、
仕上がりにも、満足がいきませんでした。
早速、現場監督から左官屋さんへ連絡。
この面の手直しを、お願いしました。
さて、午後3時の休憩時間、大工さん達と、
足場の外れた建物の外観を眺めながら、
「50年後の指定文化財を目指して」と、冗談交じりに話すと、
「そのころは100歳、死んで名を残せれば、本望」と、
答えてくれました。
返してくれたその言葉は、歴史的価値のあるものを造ること、
そういう仕事をしているんだと、再認識させてくれました。
大工さんに恵まれています。感謝。
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