光熱費を抑える。
イエモノミドリ♪アーカイブス2011/06/22の記事
「聞いてください。毎月の光熱費がすごいんです!」
先日、「曳馬本郷の家」の施主Kさんが、
事務所にいらっしゃいました。
気になるその住み心地をお聞きすると、
光熱費が、驚くほど抑えられているとのこと。
ここのところほぼ毎月、電気代5,000円、
ガス代3,000円なのだそうです...。
Kさんのお宅は4人家族です。
4人とも在宅率が高いのにもかかわらず、
こうした数字が目に見えて現れました。
「オール電化」が、とにかく一番安いと思ってる方もいますが、
この場合、昼の単価の高い電力使用のこともあり、NG。
「考え抜かれたエコハウス」には、敵わないでしょう。
熱源は、ガスと電気、太陽熱のベストミックスです。
冬はポカポカの縁側や、夏の日差しを遮るひさしも、
冷暖房費節約の一翼を担っています。
照明エネルギーも、消費電力の低いもの、効率のいいもの、
光のまわし方、光の入れ方、照明器具の配置、さらに言えば、
建物の配置計画段階から気を遣い、かなり抑えています。
ハイテク機器で、光熱費を抑える方法はたくさんありますが、
細かい積み上げの、設計やデザインによる手法が大切。
ローテクですよ、やっぱり。
今回、お話を聞いて、こちらの意図が活きていることや、
住み方によって、活かしていただいてることを実感できました。
本格的にエコハウスをはじめて、15年になりますが、
本当に嬉しいお話が聞けました。
そして、光熱費を下げる手法は、まだまだあります。
探究心と、知恵を絞って、これからも挑戦していきます!
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