張弦梁。

浜松市東区丸塚町に建設中の「クリーニングのエブリ丸塚本店工場」の建て方が開始されました。

張弦梁という特殊な梁を使っています。
この梁は、下弦材の張力で束がスパンの真ん中で支えてくれるため、こうした12メートルスパンでも360mmの梁という小さな断面でつくることができます。

もし、普通にこれを集成材の梁にすると、800mmくらいの梁成になると思います。
そして、なんと言っても、この張弦梁が美しい。
明日には、連続したカタチが見えてくると思います。
500平米以下の鉄骨で計画されている建物があれば、簡単にこうした大規模木造で置き換えられます。
このスパンだと、鉄骨では構造適判(!)行きですし、費用面を含め、大変ですよ。
美しさはもちろん、エコロジーの企業イメージとなり、シンボリックです。
それに、なんといっても減価償却が工場・倉庫で15年!
鉄骨造(工場・倉庫で31年)の倍の早さで経費とできます。
都市木造、万歳です!
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