竹のタイル。
足の裏がサラッとしたい脱衣室に、この竹のタイルはよく似合いますね。
和室のような空間に使うのも、中々イイ感じです。
さて、裏千家・千宗室家元が、竹についてこんなことを言っています。
「初めは青々としていた竹が少しずつすがれゆくさまに、
月の満ち欠けと同じような風情を感じる」
竹の変化の特質と、その美しさをよく捉えていると思います。
同じようにあらゆる自然素材は、すがれゆく美しさがあります。
ところが人工的なものは、古びるほどに傷んでしまう。
仕上げにいろいろと気を使うようになったのは、こんな理由からです。
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