2009年07月09日
外部足場、撤去。

今日は、静岡市「大岩の家」の現場監理でした。
鉄骨屋さん、建具屋さん、大工さん、基礎屋さん、キッチンメーカーさんと、
朝から、夕方まで、多くの方々と打ち合わせ。
そして、大きな展開となる、外部足場の解体。
いよいよ建物の外観が露わになってきました。
凛とした知性あふれる、外観になりました。


ただ、思わぬことも分かりました。
単管足場が、外壁ときわどく建ててあった部分。
真っ白な漆喰のところに、サビ色の雨によるシミを発見。
足場のサビをもらったようです。
また、足場が近すぎて、コテの模様出しも難しかったようで、
仕上がりにも、満足がいきませんでした。
早速、現場監督から左官屋さんへ連絡。
この面の手直しを、お願いしました。
さて、午後3時の休憩時間、大工さん達と、
足場の外れた建物の外観を眺めながら、
「50年後の指定文化財を目指して」と、冗談交じりに話すと、
「そのころは100歳、死んで名を残せれば、本望」と、
答えてくれました。
返してくれたその言葉は、歴史的価値のあるものを造ること、
そういう仕事をしているんだと、再認識させてくれました。
大工さんに恵まれています。感謝。
この記事へのコメント
こんばんは。
シャレの分かる良い大工さんですね。
形にしてくれるのは職人さん達なので
プロ意識のある職人さんに、感謝です。
私も師匠(大工さん)に仕事以外のいろはを
教わりました。感謝しています。
シャレの分かる良い大工さんですね。
形にしてくれるのは職人さん達なので
プロ意識のある職人さんに、感謝です。
私も師匠(大工さん)に仕事以外のいろはを
教わりました。感謝しています。
Posted by たかさん at 2009年07月12日 00:17
たかさん
こんばんは、返信遅くなりました。
忙しすぎです。
大工さん達は、職能だけでなく、ヒューマニズムもすばらしいですね。
世の中、みんな大工さんだったら良いのに。^^
こんばんは、返信遅くなりました。
忙しすぎです。
大工さん達は、職能だけでなく、ヒューマニズムもすばらしいですね。
世の中、みんな大工さんだったら良いのに。^^
Posted by たかだい
at 2009年07月16日 00:06
