2013年06月28日
マン島TTへ、その3。
6/5、マン島生活2日目の朝。
快晴。朝食前に軽く散歩。
この1週間前、プラクティクス中は雨ばかりで、凄く寒かったというが、
我々は雨知らずで、最後まで快晴で過ごせた。
ちなみに、こんな晴れたマン島TTは、めずらしいらしい。
純さんは、「晴れ男で自分を褒めてあげたい」と言っていたが、
ボクも晴れ男なんだなー。
とか言っていると、ツアーメンバーが「オレも」と言い出す。
そんなこともあって、ボクの中ではテーマカラーが、
ブルーなのである。
オフィシャルカーも、SUBARU BRZのブルー。
カッコ良過ぎ。
8:30からTT Zero Challengeの車検ということで、
ようやく動きがでてきた。
TT Zero Challengeというのは、電動バイクの部門で、
1LAP、60kmのコースで競う。
車検場前まで調整に余念がないチーム無限。
昨年は、初出場2位という素晴らしい成績。
応援する松下ヨシナリ選手が乗る筈だった未来レーシング。
素晴らしいカラーリングの「TT零13」。
そしてなんと言っても、初音ミクが、かわいい。
バイクを車検場に持ち込み、
チェックを受け、パドックへと運ぶ。
10:45から、レースがスタートする。
さて、もう一人、応援する人がいる。
ガイ・マーティンだ。
いつもの緑色のモトパンを履いている。
もう何年、履いているんだろう?
タイコ・スズキという最高峰のチームに所属している。
松下ヨシナリ選手も、彼と同じチームにも招かれ、
この後12:00スタートのスーパースポーツという600-675ccのクラスに
一緒に参戦する筈だった。
同じ車両で走るのだから、ますます応援したくなる訳だ。
もう一度、BMWのチームへ、淺田さんとご一緒していただいた。
日本から持ってきた松下ヨシナリさんの写真。
浜松のカニ道楽で、今年2月に飲んだ時のものだ。
「浜松がんばる人の会」という、飲んで楽しくやる会に
この時、彼にとって2回目の参戦だった。
当日はボクが幹事で、松下ヨシナリ選手が急に来るって聞いて、
ものすごく喜んだことを憶えている。
そのあと2次会までどっぷりと、マン島への思いが膨らんだのだ。
こちらがパドック。
BMWチームのパドックに、マン島TT唯一の日の丸。
この日最初のレースTT Zero Challengeまでもう少し。
展示を見ながら、観戦ポイントを物色。
おっと、注目している電動トライアルバイクOSETも。
これは、やはり楽しそうだ。
もちろん、レースと言えば美女。
ブロンドの髪。後ろ姿も。ね!
もうひとりのブロンドの彼女。
ではなく、ふつうに若い女子が、朝からビール片手に友達同士で観戦している。
マンクスの女子は、バイクレースに理解があるようだ。
ほらこんな感じで。
というか電動バイク、爆音がないから来るが分からない。
来てるじゃんと、あわてて写真。
よく見れば、応援している未来レーシングのイアン・ロッカー選手。
1LAPしかないので、スタート直後のガソリンスタンドの観戦ポイントから、
ゴール地点へいそいで移動。
ゴールラインを通過して、メインスタンドへ帰る花道(?)の
イアン・ロッカー選手に間に合った。
ヘルメットとバイクのウィンドーに追悼の日の丸ステッカー。
ゼッケンは71だ。
ジョン・マクギネスが駆るチーム無限「神電」は、速かった。
ゴールに飛び込む順序は関係ないのだが、タイム差からも確実に優勝かと思った。
しかし、わずか1.6秒差で2位。
途中までは1位だったらしいが、最後に逆転されたという。
電動バイクの場合、バッテリーを放電しきらないように抑制するのだが、
こうした作戦も大切な要素のひとつだ。
また、大きなバッテリーを積むと重量増となるからマシンの挙動も、加速も変わる。
まったく面白い世界だ。
「TT零13」は、完走6位と健闘した。
そうそう、来月7月に未来レーシングの今回のチャレンジがTV放映される。
wowowだそうなので、ぜひ契約してチェック。
7/19金 午後10:00〜11:00「マン島TTレース 電動 バイクで風になれ!」
現地で、日本人の方と知り合った。
まずは未来レーシングで健闘を称えていたら、
どうもチームの人じゃないらしいマン島TTに詳しい人がいる。
聞けばもう何回もマン島TTに来ているというライダー「コレ」さん。
マン島TTレース サポーターズ クラブ 日本支部の副支部長とか。
意気投合して話し込んでいると、日本人で初めてマーシャルになったという
山田大介さん(写真)を紹介するよと。
山田さんとは、話しているといろいろな面で共通項があり、
このあとお会いするたびに仲良くなった。
マン島の出会いは、すばらしい。
そんなこんなで話し込んでいたら、写真を撮るのも忘れていた。
12:00スタートのスーパースポーツは、4LAPだが既に最終ラップ。
コレさんに最終コーナーの観戦ポイントに連れてきていただいた。
最終ラップは観客からも、マーシャルからも、
勇姿をたたえて温かな拍手が沸く。
コレには感動。
意外と、いやかなり期待してたサイドカーレース。
面白かったというか、ハマった。
14:15スタート。
2人で乗るのだけど、パッセンジャーの動きが面白い。
風をよけるように、ときにはサイドカーが回りやすいようにと、体制を移動する。
コレさんがもっと面白いポイントがこの先にあるよと教えてくれた。
コースはクローズされているので歩けないのだが、
こんな谷をくだる裏道を通って、ポイントにでる。
ランナバウトというロータリーと、TTのためだけに特設の道路を使ってのシュケイン。
コマ送りで。
マウンテンコースから下りてきて、グレッグニーバーを通過し、
オンカンを通過、ダグラス市内へ入る。
スタートゴール地点のグランドスタンドの直線に入る前にあるガバナーズブリッジだ。
コレさんのおかげで、いろいろと抜け道やら、近道を知ることが出来た。
ついでにスーパーでの買い物の仕方まで教わった。感謝。感謝。
さて、レースが終わって、まずは宿舎のパブでビール。
21時に予約しているというイタリアンレストランの前にお疲れの乾杯。
ビールをやっていると、なんだかコッチに来て飲まないかと誘うお兄さん。
その目は完全に♡マークだ。
本場とは聞いていたが、このオレですよ!
そのうちに近づいてきて、ビールをおごってくれた。
それはOKのサインだと、茶化すメンバー達。
勘弁してくれ、解散!ってなことがあったあと、
街を歩きながら、お目当てのレストランへ。
海岸沿いのプロムナードには、移動遊園地。
もうすぐ21時というのに、まだ夕方のようだ。
正面奥の円筒形は、フェリーターミナル。
どこを歩いてても、いい感じのマン島。
街のつくりもまた素晴らしい。
地元のビールのブッシー。
特設会場のブッシーズ・バーは、老若男女がゴッタガエしている。
予約は、おくれるだろうと予想していたが、、、
やっぱり暮れてから。さすがイタリアン。
しかし、メシは旨かった。
またもワインを空けて、初めてのレース観戦の長い一日は終わった。
この記事へのコメント
始めてみました。
http://ghl003.blog.ocn.ne.jp/blog/
いつまで続くか分かりませんが。
http://ghl003.blog.ocn.ne.jp/blog/
いつまで続くか分かりませんが。
Posted by glh#003 at 2013年06月30日 23:05
glh#003さん
初コメではないですが、ありがとうございます!!
ツバメの抱卵、嬉しいですね。
バイクやガレージライフ、子どもの成長など、
楽しみにしております!!
いつも、応援してますので、なんかあったら、、、
まあ、なくても、気分でいいので、お電話ください!^^
初コメではないですが、ありがとうございます!!
ツバメの抱卵、嬉しいですね。
バイクやガレージライフ、子どもの成長など、
楽しみにしております!!
いつも、応援してますので、なんかあったら、、、
まあ、なくても、気分でいいので、お電話ください!^^
Posted by たかだい at 2013年07月01日 00:24
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