2013年07月02日
マン島TTへ、その4。

6/6は、レースの休日。
しかし、島内各地でイベントが行われている。
今日は古都キャッスルタウンへ建築探訪だと決めていた。
ダグラス市内の建物を徒歩で見ながら、ダグラス駅へ。

建物の改修工事もみることが出来た。
どの建物も、綺麗にしている。

プロムナードにでると、海辺で気持ちがよい。

馬が曳く馬車鉄道。
コレを残しているところからも分かるが、
古いものを大切にする文化なんだろう。

さて、ダグラス駅に到着。
タイムテーブルを入手できていないので、
1本目は15分前に出たところだった。
ちなみにタイムテーブルは、期間によって違うので、
インフォメーションセンターなどで入手することをお勧めする。

チケットを買っておいて、モーニングティー。
紅茶の方がコーヒーよりも安い。
さすが英国。

のんびり次のを待っていると、かわいらしい機関車が!
これは鉄道ファンには堪りません。

さて、そうこうしていると、次の便が到着。
プラットフォームに入ることが出来た。
ダグラスは、マン島の首都。

で、乗り込むのはこちら!
マン島名物、保存鉄道だ。
鉄道が発達していた英国らしい。

機関車トーマスの、リアルバージョン。

ガイドブックによると、夏期だけ運行されているそうだが、
手元のタイムテーブルをみると、2月の連休、
3月の中旬から11月の頭まで、ウィークデイに一部運休あり。

1905年の製造のこの機関車。
マンチェスター製。

1873年からダグラス ー ポートエリン間、15.75マイルを運行している。
140年の歴史がある。

しかも、こうして運行されている鉄道(ナローゲージ)では英国最古。

客車は木製。

照明もかわいらしい。

窓ガラスは、こうして革製ベルトで上下させ、固定する。

汽車は独特のにおいをさせながら、力強く目的地へと進んで行く。

キャッスルタウンに到着。
帰りのタイムテーブルを撮っておくことをお勧めする。
タイムテーブルはご覧の通り手書きだ。

キャッスルタウン、到着にワクワクしていると
地元のカメラ少年が話しかけてきた。
彼もカメラを持っていて、単焦点1本でフィルムで頑張っている。

目的の中世の古城、ルシェン城。
19世紀中頃まで首都だったキャッスルタウンの中心に建つ。
一人なんで、時間はたっぷり。

絵に描いたような城だ。

いくつかの教育プログラムのあと、
タワーを登る。

こうして広い窓(といっても小さいが)は、城郭の内側に。
石積みの建築ではコレが限界か。

ガラスは一枚一枚が同じ大きさで、手仕事。
制作者のサインが入っているガラスを発見した。

城郭の外側向きは小さい窓。

スリット状の窓を通した光が、眩しく、美しい。

タワーをどんどん登るとルーフに出た。

飾りとしても、実戦としても使えるデザイン。

下を覗く。。。

街を見渡す。気持ちいい。

城郭の内側を見下ろす。。。
高い。

さて、キャッスルタウンの街並も素敵だ。

建物の隙間をぬけると、海に出た。

13世紀に建てられたオールド・グラマー・スクール。

埠頭の突端。

風見鶏は、バイキング船。

マン島の住宅には薪を焚く暖炉が必ずあるようで、
こうしたチムニーがたくさん。

カモメ達も、チムニーが大好きのようで、よくとまっている。

港の回転橋。
半日キャッスルタウンを満喫した。
しかし、何の因果か、ツアー中に3回もキャッスルタウンへ来ることになる。
なんだか親近感がわいた。

帰りの汽車に乗り、ダグラスへ。
後ろへ飛んで行く風景は、どこを見ていても自然と酪農の共存。
何とも贅沢な時間だ。

宿舎に戻ると、パブから声がかかる。
なんとライダーでライター、タレント・多聞恵美さんが来ていた!
このブログでも、2度目の登場。
馴れ馴れしく話してしまっているが、とっても気さくな人。
ビールを何杯か飲んで、軽くポートレート撮影させてもらった。
超ラッキー。
もちろん、メンバーでも記念撮影。
左から、純さん、高橋、多聞ちゃん、桜井さん、田所さん。
いろいろ感じてきてココロは満足、良い疲労感とご褒美で、
いい一日だった。
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