2006年10月12日
地盤調査(家づくりその4)

「Tさんの家」で、測量、レベル計測、ベンチマークの設定、地盤調査を行いました。
測量は、土地のカタチと大きさを測ります。
レベルは、土地の高さを必要なポイントの分だけ測ります。
ベンチマークは、工事するとき、高さの基準点となるものです。
さてさて、地盤調査って家を建てるとなると、よく耳にします。
これは、やっておいた方が良いです。
簡単にいいますと、その土地が、沈んでしまう土地か、沈むとしたら沈み方はどうか、というのを調べるのです。
建物を建てると、土地に重さがかかります。
木造の2階建ての瓦屋根の家だと、1平方メートルあたりおよそ1.5トン。
荷物を入れて実際に生活をしたときの重さです。結構、重いでしょ。
この重さがかかったときに、ズブズブと沈んでは大変です。
まして、傾きながら沈んじゃうと、勝手にビー玉が転がる家になります。
地盤調査の結果、沈みそうな(傾きそうな)土地の場合は、地盤改良を行います。
また、地盤調査に、プラス数万円で10年の地盤保証を付けられます。
免責事項が多いのですが、自然に沈んだら直す費用は出してもらえます。
直すとなる、高級外車が買えるくらいですから入って損はありません。
家は建ったけど、傾かないように「転ばぬ先の杖」ですね。