2010年05月10日
曳き家、動きました。

確認申請の仕事の「曳き家」が、動いたと知らせがあり、
早速、現場監理に出掛けました。

しかし、見に行ったときには、すでに動いた後でした...。
曳き家は、子供の頃に一度見たことはあるのですが、
現在の施工状況に興味があったので、非常に残念でした。
そんなことで、現場担当の方に施工方法を聞きました。
1. H鋼を主要土台の下の左右に抱かせる
2. 既存アンカーボルトをカットし、ジャッキアップする
3. 鉄道用のレールを水平を出しながら敷く
4. H鋼に台車を設置し、レールの上を引っ張る
5. ブレーキがないため、ゆっくりと時間をかけて、手動のウインチを使う
6. 直線のレールのみで、方向転換はレールを敷き替える
7. 土台に新規のアンカーボルトの穴を空ける
8. アンカーボルト、ホールダウン金物を取り付ける
9. H鋼を抜く
10. H鋼部分の逃がしておいた鉄筋をガス溶接する
11. 10.の部分のコンクリートを打設する
以上、聞き覚えた内容ですが、いやはや手間が多いですね。


曳き家は、家を持ち上げることから、不同沈下などの地盤事故の
改修工事の際にも、出番があります。
こういったことでお困りの方は、ご相談ください。
良い業者を、ご紹介いたします。

Posted by たかだい at 21:25│Comments(2)
│確認申請の仕事
この記事へのコメント
私も見たかったです。
またどこかで現場がありましたら
ぜひお知らせくださいね。
またどこかで現場がありましたら
ぜひお知らせくださいね。
Posted by お店番 at 2010年05月11日 16:52
お店番さん
次回は、自分の目で見たいと思っています。
お誘いしましょうね。
次回は、自分の目で見たいと思っています。
お誘いしましょうね。
Posted by たかだい at 2010年05月12日 13:21
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