2010年08月07日
土台据え。

曳馬本郷の家では、来週からの建て方を前に、土台据えが行われました。
土台には、防腐防蟻性能の高いヒノキを使います。
今回の基礎も、芸術的な仕上がりです。
基礎屋さんの丁寧な仕事ぶりに、施主のお父様も感動されていました。
精度へのこだわりから、基礎屋さんが外墨を打って、大工さんへと引き継がれます。


さて、曳馬本郷の家は断熱基礎工法を採用しています。
基礎の内部も、室内空間と同様な温熱環境にして、
足下の温度変化が緩やかにしています。


そのため、土台(木材)と基礎(コンクリート)の取り合い部分に
こうした気密部材を使用します。

この部材は、ふつうに国内で入手できるものですが、
元々は、北欧の製品だったと記憶しています。
厳しい環境の中で培われた、施行方法。
特に、コーナーの重なり部分は、コツがあり、注意が必要です。
そんなことを大工さんと話しながら、
「またお願いします」と、ご挨拶してきました。
