2012年03月08日
木使い。

磐田市「二之宮の家」は、真壁の家。

大工、工務店、設計、材木商、製材と5者が集結。
水窪、佐久間の山の木を、「選木」してきました。

2山の柱材(100本以上

どう見えるか、図面でチェックしながら、気遣いする。
これが「木使い」。


死節、入り皮、欠け、割れというわかりやすい欠点と、
木目の入り方で、将来反るだろうという経験からくる判断。

天竜の杉は、節が多いです。
「木使い」もなかなか大変です。


見出すと切りがないので、お昼過ぎまでかかりました。
このように番付をして、プレカットに送られます。

それを待つ基礎、型枠を外し、完成しました。
外回りの仕上がり具合と、天端の水平をチェック。
いい精度で仕上がりました。

建て方は、来週。
図面だったものが、原寸大で立ち上がるのが、楽しみです。

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