2006年11月23日
シミュレーションという道具。

OMソーラーにはシミュレーションという道具があります。
コレがあれば、建てる前に温熱環境が把握できるので、設計のつよ〜い味方なんです

しかも10年間のアメダス気象データによって、実際に近い状態で計算してくれます。
これが、良いところなんです。
今回は、入政建築さんのお仕事で、とある建物をシミュレーションしてみました。
アメダスデータ地点は、浜松です。
まもなく迎える12月は、このような感じなんですね。
グラフは、天気が良い日と悪い日、その中間という代表3日のデータです。
OMソーラーだけで、室温が15℃を下回ることがなさそうです。
なかなかですね〜。
Posted by たかだい at 23:55│Comments(2)
│イエ
この記事へのコメント
計算方法はどうなってるの??
部屋ごとの温度が出てくるみたいだから、各部屋での温度フラックスの保存式を境界条件(外気or壁の温度)、ソース項(熱源)を入れて解いてるのかな。
建築家としてお客さんを目の前にして、ある室内の熱対流とかのシミュレーションを見せたいことってある?? Navier-Stokes の方程式やらエネルギー方程式やらをその場で(つまりノートパソコン上で)解いて「こういうふうに部屋の中で熱が循環しますよ。」って感じでさ。
部屋ごとの温度が出てくるみたいだから、各部屋での温度フラックスの保存式を境界条件(外気or壁の温度)、ソース項(熱源)を入れて解いてるのかな。
建築家としてお客さんを目の前にして、ある室内の熱対流とかのシミュレーションを見せたいことってある?? Navier-Stokes の方程式やらエネルギー方程式やらをその場で(つまりノートパソコン上で)解いて「こういうふうに部屋の中で熱が循環しますよ。」って感じでさ。
Posted by 弟 at 2006年11月28日 20:13
計算方法は、まず熱的境界の貫流率を一般部と、熱橋部に分けて入力。OM 対象の部屋と、それ以外の部屋に分け、OMからと、方位別の窓からの熱源(アメダスより)の計算をして、室温に反映させています。また、蓄熱容量や、窓の日射遮蔽率、OM設備の効率など、多岐にわたって計算に代入しています。というように、実際の状態に近いように計算してます。
ただ、部屋ごとには分けていませんので、オープンな間取りが条件のシミュレーションになっています。
お客さまの前でライブで入力するのは、さすがに時間的に厳しいでの、設計段階で検討し、その結果を持って行きますよ。
ところで、この分野、得意そうですね。
もしかして、簡易版のようなもの作れますか?
プログラム的には、7次元前後の式で解いてるらしいです。
確かに、目の前でビジュアルで見せられると、良いですね。
ただ、部屋ごとには分けていませんので、オープンな間取りが条件のシミュレーションになっています。
お客さまの前でライブで入力するのは、さすがに時間的に厳しいでの、設計段階で検討し、その結果を持って行きますよ。
ところで、この分野、得意そうですね。
もしかして、簡易版のようなもの作れますか?
プログラム的には、7次元前後の式で解いてるらしいです。
確かに、目の前でビジュアルで見せられると、良いですね。
Posted by たかだい at 2006年11月29日 10:37