2012年01月11日
埋蔵文化財、試掘。

磐田市に計画中の「二之宮の家」。
今回、施主のご好意で、家づくりブログをアップできることになりました。
施主ご自身も「進捗」と「考え」が見えるので、楽しみと思います。

今回の敷地は、磐田駅の南、二之宮です。
この近くには、御殿という地名が残っていますが、徳川家康が
浜松に居城しているとき、「中泉御殿」を造ったそうです。
家康公はここに休憩・宿泊し、大池で鷹狩りをされていたそうな。
またここは、磐田原台地の縁で、太古から生活の営みがありました。

そのため、家康公の時代の「御殿」や「陣屋」だけでなく、
弥生時代の埋蔵文化財があるとされている地域です。
(ちかくに古墳もあるんです...


そんなことで、どの深さで遺跡が出るかということを、
磐田市教育委員会に依頼して、試掘調査です。
現状地盤から約60cmの所に、地山のラインが出てきました。


出土したのは、弥生式土器と柱(杭?)でした。


わりと浅いところに磐田原台地が出てきたので、
この敷地の地盤は良さそうです。

また、太古より営みのあったところですから、
安心して住むことができますね。

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