2009年10月17日
地域文化財の実測調査。

先日、事前調査でお伺いした浜松市東区和田町の民家の実測をしてきました。
静岡県では、地域文化財専門家を養成しているのですが、
ボクは、その専門家になるべく、ただいま研修中なのです。

今回は、浜松の若手建築士メンバーで、その調査対象(研修)として、
家主にお願いして調査しています。

さて前回は暗くて、よく見えなかった小屋組も、
今回は投光器を用意したため、見ることが出来ました。

棟札もありました。

施主のお名前、大工棟梁のお名前、年号などが書かれていました。
年号は、判読しにくいのですが、大正元年か大正二年と読めそうです。

離れの2階から、雨の落ちるお庭を望むこの窓。
ちょうど良い高さで、なかなかの風情です。

佇まいが、大変すばらしく、非常に良い仕事だと感じました。

Posted by たかだい at 23:18│Comments(0)
│建物探訪