2013年06月24日
マン島TTへ、その1。

そろそろ旅行記を書きます。
散文調で失礼します。
6月2日、成田国際ターミナル1より、バージンアトランティック航空VS901便。
ロンドン・ヒースロー空港ターミナル3へ到着。
マン島へ行くためには乗り換えとなるが、翌朝となるので、
ロンドン・ガトウィック空港内のホテルへ。
ツアーメンバーとの顔合わせをかねた晩餐。
それぞれに思いを持っての参加ということが分かる。

6月3日早朝、ガトウィック空港からいよいよマン島へ。
搭乗したのは、プロペラ機では最速を誇るというボンバルディア機。

マン島ロナルズウェイ空港では、荷物のピックアップでも既に
バイク天国の片鱗が見える。

牧草地と青い空に感動。
どこを見ても素晴らしい風景。

ガードレールなどなく、石積みの土塀が続く。
自然と人工との調和が素晴らしい。
新しい時ばかり綺麗なものを選択しない、
これは街づくりも、建築にもいえることだ。

TTの看板。
「己の限界を知れ」
この一言をレースで実感させられるようになる。

左から、
今回のツアーを率いてくれた、モータージャーナリストの山田純さん。
マン島TTコースを先導していただいた、FRM編集長の三上勝久さん。
ツアーをサポートしていただいた、レースコーディネーターの淺田亜沙さん。
凄い人達にサポートされた、なんとも贅沢なツアーだ。

マン島生活を過ごすための宿舎は、メインスタンドのすぐ隣に建つ
仮設のコンテナーホテルだ。
これがコンパクトながら、よく出来ている。
会場へのアクセスは最高の場所といって良い。
これも淺田さんのコネクションを使って、なんとか確保したと聞く。

チェックインもそこそこに、メインスタンドのある会場へ。

見覚えのあるコントロールタワーにまず感動。

多くのワークスや、メーカーのブースが立ち並ぶ。

ジョン・マクギネスのタイヤも無造作に置いてある。

こちらが使用済のタイヤ。

そして、我々はBMWチームへ。
今回のツアーを企画してくれた松下ヨシナリ選手。
我々が出発する5日前の5/27、プラクティクス中に事故。
他界してしまったのです。

まだこの時点でも、情報が錯綜していた中、我々はツアーに参加したのでした。
その時の思いは、とにかく現地に行って、見送ること。

ひとりぼっちの日本代表選手。
我々の仲間だった松下ヨシナリは、そこに姿はなく、
しかし、その思いがそこにあったのでした...。
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