2013年10月18日
先週の現場。

浜松市中区「鴨江の家」の先週の状況です。
最近、南アルプス市で計画中の体育館の設計で時間を取られていて、
ブログがちょっとしか上げられなくってスミマセン。
さて現場では、左官仕上げの外壁下地を施工しています。

こちらは2階のバルコニーから見たところ。
遮熱材は、遮熱したい側に必ず空気層が必要です。
その上に左官の下地となるラス網を張ります。

こちらは玄関周り。
この家は左官仕上げが多いです。
左官は経年変化がほとんどなく、コーキングなども打たないで済むので、
長い間メンテナンスの必要がありません。

軒天は、杉板張り。
アクセントとなって美しい、いい色です。

内部に入って、リビングとダイニングの間に列柱。
柱がない空間ももちろんいいのですが、いい位置なので、
ここはあえて構造を優先しています。
無理をすると、土台に柱がめり込みますからね。

そんなリビングは、勾配天井。
登り梁方式で、先ほどの柱へと力を流します。
デザイン的にも古木色を塗って、アクセント。
素敵です。

キッチン・ダイニング側を振り返るとこんな感じ。
ちなみに列柱も、古木色で塗ります。

階段室の吹抜けを見上げると、やはり古木色の梁。
デザイン的にも、つながっているのですね。

2階の階段ホールは、小さなギャラリーです。

子ども室の天井も、古木色の母屋。
和小屋という組み方ですので、
登り梁よりも柱が多めに入ります。

そして、2階の床が張られていました。
オークの無垢フローリング。
ラスティックグレードなので、ちょっとニギヤカイですが、
やっぱり本物ですからね。
しかもお安い!ので、ちょっとお得です。
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