2013年04月29日

マン島TT。



出張シリーズの最後。

仕事ももちろん盛り沢山でしたが、実はこれが目的?
映画「CLOSER TO THE EDGE」をオーディトリウム渋谷で見てきました!

マン島TTってレース、ご存知ですか?
そのドキュメンタリー映画なんです。

時速320キロオーバー・平均時速200キロで市街地を駆け抜けるマン島TTレース。
1周約60km、219カ所のカーブ、400メートルの高低差、世界で最も過酷なレースです。


これ、予告編です。
是非大きくして、見て下さい。





ちなみに浜松でもやります!

【浜松】シネマイーラ 6/15(土)~6/21(金)


で、何でわざわざ渋谷で見てきたかというと、、、






その晩、日本人で唯一人、マン島TTに参戦する松下ヨシナリ選手の
壮行会に出席してきたのです!!

ヨシナリ選手とは、昨年からのお付き合いで、マン島だけでなく、
各国で開催されるレースの応援をしています。



今年の2月にも呑む機会があり、今年のマン島が最後のチャレンジで、
是非一緒にマン島へ行かないかとお誘いされ、固く握手。

写真はその時のもの(笑)



バイク好きが嵩じて、バイクのガレージハウスも建てる訳ですから、
世界最高峰のレース、マン島TTに行くことに決めました。

仕事ですよ!仕事!

という訳で、ヨシナリ選手と、コラボする日も近いかもしれません。


壮行会では、「わざわざ浜松から」というご紹介。
いやいやマン島からくらべれば近いものですよー。

  


2013年06月24日

マン島TTへ、その1。


そろそろ旅行記を書きます。
散文調で失礼します。


6月2日、成田国際ターミナル1より、バージンアトランティック航空VS901便。
ロンドン・ヒースロー空港ターミナル3へ到着。

マン島へ行くためには乗り換えとなるが、翌朝となるので、
ロンドン・ガトウィック空港内のホテルへ。

ツアーメンバーとの顔合わせをかねた晩餐。
それぞれに思いを持っての参加ということが分かる。


6月3日早朝、ガトウィック空港からいよいよマン島へ。
搭乗したのは、プロペラ機では最速を誇るというボンバルディア機。


マン島ロナルズウェイ空港では、荷物のピックアップでも既に
バイク天国の片鱗が見える。


牧草地と青い空に感動。
どこを見ても素晴らしい風景。


ガードレールなどなく、石積みの土塀が続く。
自然と人工との調和が素晴らしい。

新しい時ばかり綺麗なものを選択しない、
これは街づくりも、建築にもいえることだ。


TTの看板。

「己の限界を知れ」

この一言をレースで実感させられるようになる。


左から、
今回のツアーを率いてくれた、モータージャーナリストの山田純さん。
マン島TTコースを先導していただいた、FRM編集長の三上勝久さん。
ツアーをサポートしていただいた、レースコーディネーターの淺田亜沙さん。

凄い人達にサポートされた、なんとも贅沢なツアーだ。


マン島生活を過ごすための宿舎は、メインスタンドのすぐ隣に建つ
仮設のコンテナーホテルだ。

これがコンパクトながら、よく出来ている。
会場へのアクセスは最高の場所といって良い。
これも淺田さんのコネクションを使って、なんとか確保したと聞く。


チェックインもそこそこに、メインスタンドのある会場へ。


見覚えのあるコントロールタワーにまず感動。


多くのワークスや、メーカーのブースが立ち並ぶ。


ジョン・マクギネスのタイヤも無造作に置いてある。


こちらが使用済のタイヤ。


そして、我々はBMWチームへ。

今回のツアーを企画してくれた松下ヨシナリ選手。
我々が出発する5日前の5/27、プラクティクス中に事故。
他界してしまったのです。


まだこの時点でも、情報が錯綜していた中、我々はツアーに参加したのでした。
その時の思いは、とにかく現地に行って、見送ること。


ひとりぼっちの日本代表選手。

我々の仲間だった松下ヨシナリは、そこに姿はなく、
しかし、その思いがそこにあったのでした...。


  


2013年06月26日

マン島TTへ、その2。


さて、マン島に上陸した6/4のつづき。

この日は、レースは行なわれていないが、ご覧のような賑わい。
飲んで楽しそうに話す人達。

この雰囲気は、とても穏やかで、お祭りを楽しんでる様子。


そんな中、ワークスのテントでは、エンジンをばらしていたり、


エキパイとマフラーを外し磨き込んでたり、


捨てシールドを作成していたりと、レースの裏方がよく見える。

アライの名物オヤジさんは、山田純さんと旧知の仲とのこと。
同窓会のようだと、純さん。


こちらはピットレーン。
まさにバイク天国。


表彰台にも、ちゃっかり上がって、、、


これがチャンピオンになった時の風景だ。


リザルトが出されるボードは、アナログのまま。

ボーイスカウトの少年達が、ペンキで塗ったボードを出す。
出す時の合図のノックとか、伝統が繋がっていて、いい感じ。


さて、タクシーでTTコース一周へ。
道路の縁石の白黒の部分も、島民がペンキで塗装している。


途中、TTコースを離れ、タクシーの運ちゃんが観光を組み込んでくれた。
世界最古の議会のある街、セント・ジョン。

「現在まで存続する」議会としては世界最古のティンウォルド。
古ノルウェー語で「議会の平原」という意味だ。


セント・ジョンをさらに進むとマン島の古都ピールがある。
港町で、海難救助船をすぐに出せるように水陸両用車が待機している。

ココの名物は、Kippersというニシン塩漬けの薫製。
これを食べると1年もにおいが残るという。

後にツアーメンバーが買ってきてくれて、食す機会があったが日本人好みで旨い。
しかし、地元の10代女子達は「うわぁ〜キーパー、マジ!?」って反応だった。


ピールに建つピール城は、キャッスルタウンの城に移るまでマン島の王の居城であった。


待ってましたの建築探訪。

この空間性を感じることが、ボクにとっては至極の時間。


いいね〜。


戦うことを前提とした城だ。


天然の要塞というところ。

とニヤニヤしていたら、タクシーでみんなを待たせてしまった。


タクシーはTTコースに戻る。

制限速度は非常に合理的で、学校の近くなど時間によって15マイル/h、
街中は30マイル、郊外は50マイル、危険が少ないところは速度無制限。


ジャンプで有名なバラフブリッジに。

その脇に建つオシャレなパブ。
多くのバイカーやツーリストがココで休む。


で、バラフブリッジは右奥に見えている。

飛ぶのいるかなと見ていると、スピード違反でパトカーに追走されたバイクがジャンプ。
このレース期間に一般バイカーの事故が多いことから、取り締まりが厳しい。
速度については、厳密に守った方が良いそうだ。


しかし、いろいろなバイクが集まってくるのも、楽しみのひとつ。


ついつい物色してしまう...。


タクシーは、バラフブリッジを過ぎてすぐのバラクライベンド手前で停車。
松下ヨシナリ選手の事故現場へ。


プラクティクス(予選走行)中の2周目のこと。

直線コースだがわずかなギャップがあり、6速全開走行ではかなりジャンプするという。
マーシャルの証言では、バランスを崩して転倒し、マシンがこの木にぶつかり、
その視界がなくなるほどだったとか。


案内をしてくれた三上さんが、松下ヨシナリ選手の追悼ステッカーを供えた。

三上さんの気持ちや思いは、帰国後、彼の記事で知ることとなる。
この時の胸中を考えると辛い。


タクシーはTTコースを進んで、ラムジーという港町に。

ちょうどTT期間中のイベントで英国空軍レッドアローがアクロバット飛行。


15分だけということで、見学。

こうしたイベントはTT期間中に多く用意されている。
期間中に一般バイクの事故が増えたのを抑制させることに一役買っている。

我々の宿舎のあるダグラスでも、この晩にレッドアローが飛ぶという。

宿舎近くの公園に設置されたBBQテーブルが、我々の晩餐会会場となったのだが、
ここで地元のビールとワインを飲んでいると、またもこのアクロバット飛行。

目の前で繰り広げられて、上陸初日から最高の晩餐となったのだった。


ラムジーからお目当てのマウンテンコースとなるのだが、
あいにくクローズ。
つまり、事故があったのだ。

マウンテンコースは特に危険といわれ、一方通行の規制を入れているが、
レースの休日になると、一般バイクの事故が絶えないという高速コース。

ちなみに、レース期間に挟まれた日曜日を「マッドサンデー」と呼ぶ...。

マウンテンコースを迂回して海岸沿いの道へ。
観光にはこの方が良いらしい。


途中の街、ラクシーには世界最大の木製水車レディ・イサベラがあり、
世界産業遺産というが、その頭が少しだけ覗いた。

ツアーメンバーが、休日に一人で出かけたそうだが、
上まで登って見られるようで、その迫力、怖さったらなかったそうだ。


ということで、マウンテンコースを除いてTTコースを1周してきた。
およそ3時間の旅。

これを17分で文字通り、すっ飛んで帰ってくるんだから、
TTレーサーのスピードは、計り知れない。

預けてあった荷物をコンテナーホテルの客室へ。


コンパクトで非常に良く出来ている。
ここで6泊することになるのだが、意外と快適。


最低限のものが、最小限の構成。
立体的に重ねることによって、スペースを確保している。


もちろんバスタブなどないという割り切りも。
疲れた身体を伸ばすことは出来なかったが、充分だ。


簡単にシャワーを浴びて、レッドアローの晩餐となったのであった。
マン島の晩は、最高の赤ワインの味だった。
  


2013年06月28日

マン島TTへ、その3。


6/5、マン島生活2日目の朝。
快晴。朝食前に軽く散歩。


この1週間前、プラクティクス中は雨ばかりで、凄く寒かったというが、
我々は雨知らずで、最後まで快晴で過ごせた。

ちなみに、こんな晴れたマン島TTは、めずらしいらしい。

純さんは、「晴れ男で自分を褒めてあげたい」と言っていたが、
ボクも晴れ男なんだなー。
とか言っていると、ツアーメンバーが「オレも」と言い出す。


そんなこともあって、ボクの中ではテーマカラーが、
ブルーなのである。

オフィシャルカーも、SUBARU BRZのブルー。
カッコ良過ぎ。


8:30からTT Zero Challengeの車検ということで、
ようやく動きがでてきた。

TT Zero Challengeというのは、電動バイクの部門で、
1LAP、60kmのコースで競う。


車検場前まで調整に余念がないチーム無限。
昨年は、初出場2位という素晴らしい成績。


応援する松下ヨシナリ選手が乗る筈だった未来レーシング。


素晴らしいカラーリングの「TT零13」。


そしてなんと言っても、初音ミクが、かわいい。


バイクを車検場に持ち込み、


チェックを受け、パドックへと運ぶ。

10:45から、レースがスタートする。


さて、もう一人、応援する人がいる。
ガイ・マーティンだ。

いつもの緑色のモトパンを履いている。
もう何年、履いているんだろう?


タイコ・スズキという最高峰のチームに所属している。

松下ヨシナリ選手も、彼と同じチームにも招かれ、
この後12:00スタートのスーパースポーツという600-675ccのクラスに
一緒に参戦する筈だった。


同じ車両で走るのだから、ますます応援したくなる訳だ。


もう一度、BMWのチームへ、淺田さんとご一緒していただいた。

日本から持ってきた松下ヨシナリさんの写真。
浜松のカニ道楽で、今年2月に飲んだ時のものだ。


「浜松がんばる人の会」という、飲んで楽しくやる会に
この時、彼にとって2回目の参戦だった。

当日はボクが幹事で、松下ヨシナリ選手が急に来るって聞いて、
ものすごく喜んだことを憶えている。

そのあと2次会までどっぷりと、マン島への思いが膨らんだのだ。


こちらがパドック。


BMWチームのパドックに、マン島TT唯一の日の丸。


この日最初のレースTT Zero Challengeまでもう少し。
展示を見ながら、観戦ポイントを物色。


おっと、注目している電動トライアルバイクOSETも。
これは、やはり楽しそうだ。


もちろん、レースと言えば美女。


ブロンドの髪。後ろ姿も。ね!


もうひとりのブロンドの彼女。

ではなく、ふつうに若い女子が、朝からビール片手に友達同士で観戦している。
マンクスの女子は、バイクレースに理解があるようだ。


ほらこんな感じで。

というか電動バイク、爆音がないから来るが分からない。
来てるじゃんと、あわてて写真。


よく見れば、応援している未来レーシングのイアン・ロッカー選手。

1LAPしかないので、スタート直後のガソリンスタンドの観戦ポイントから、
ゴール地点へいそいで移動。


ゴールラインを通過して、メインスタンドへ帰る花道(?)の
イアン・ロッカー選手に間に合った。


ヘルメットとバイクのウィンドーに追悼の日の丸ステッカー。
ゼッケンは71だ。


ジョン・マクギネスが駆るチーム無限「神電」は、速かった。
ゴールに飛び込む順序は関係ないのだが、タイム差からも確実に優勝かと思った。


しかし、わずか1.6秒差で2位。
途中までは1位だったらしいが、最後に逆転されたという。

電動バイクの場合、バッテリーを放電しきらないように抑制するのだが、
こうした作戦も大切な要素のひとつだ。

また、大きなバッテリーを積むと重量増となるからマシンの挙動も、加速も変わる。
まったく面白い世界だ。


「TT零13」は、完走6位と健闘した。

そうそう、来月7月に未来レーシングの今回のチャレンジがTV放映される。
wowowだそうなので、ぜひ契約してチェック。

7/19金 午後10:00〜11:00「マン島TTレース 電動 バイクで風になれ!


現地で、日本人の方と知り合った。

まずは未来レーシングで健闘を称えていたら、
どうもチームの人じゃないらしいマン島TTに詳しい人がいる。

聞けばもう何回もマン島TTに来ているというライダー「コレ」さん。
マン島TTレース サポーターズ クラブ 日本支部の副支部長とか。

意気投合して話し込んでいると、日本人で初めてマーシャルになったという
山田大介さん(写真)を紹介するよと。

山田さんとは、話しているといろいろな面で共通項があり、
このあとお会いするたびに仲良くなった。

マン島の出会いは、すばらしい。


そんなこんなで話し込んでいたら、写真を撮るのも忘れていた。

12:00スタートのスーパースポーツは、4LAPだが既に最終ラップ。
コレさんに最終コーナーの観戦ポイントに連れてきていただいた。

最終ラップは観客からも、マーシャルからも、
勇姿をたたえて温かな拍手が沸く。

コレには感動。


意外と、いやかなり期待してたサイドカーレース。
面白かったというか、ハマった。

14:15スタート。


2人で乗るのだけど、パッセンジャーの動きが面白い。

風をよけるように、ときにはサイドカーが回りやすいようにと、体制を移動する。


コレさんがもっと面白いポイントがこの先にあるよと教えてくれた。

コースはクローズされているので歩けないのだが、
こんな谷をくだる裏道を通って、ポイントにでる。


ランナバウトというロータリーと、TTのためだけに特設の道路を使ってのシュケイン。


コマ送りで。


マウンテンコースから下りてきて、グレッグニーバーを通過し、


オンカンを通過、ダグラス市内へ入る。


スタートゴール地点のグランドスタンドの直線に入る前にあるガバナーズブリッジだ。


コレさんのおかげで、いろいろと抜け道やら、近道を知ることが出来た。
ついでにスーパーでの買い物の仕方まで教わった。感謝。感謝。


さて、レースが終わって、まずは宿舎のパブでビール。
21時に予約しているというイタリアンレストランの前にお疲れの乾杯。

ビールをやっていると、なんだかコッチに来て飲まないかと誘うお兄さん。

その目は完全に♡マークだ。
本場とは聞いていたが、このオレですよ!

そのうちに近づいてきて、ビールをおごってくれた。
それはOKのサインだと、茶化すメンバー達。


勘弁してくれ、解散!ってなことがあったあと、
街を歩きながら、お目当てのレストランへ。


海岸沿いのプロムナードには、移動遊園地。


もうすぐ21時というのに、まだ夕方のようだ。
正面奥の円筒形は、フェリーターミナル。


どこを歩いてても、いい感じのマン島。
街のつくりもまた素晴らしい。


地元のビールのブッシー。
特設会場のブッシーズ・バーは、老若男女がゴッタガエしている。


予約は、おくれるだろうと予想していたが、、、


やっぱり暮れてから。さすがイタリアン。

しかし、メシは旨かった。
またもワインを空けて、初めてのレース観戦の長い一日は終わった。
  


2013年07月02日

マン島TTへ、その4。


6/6は、レースの休日。
しかし、島内各地でイベントが行われている。

今日は古都キャッスルタウンへ建築探訪だと決めていた。
ダグラス市内の建物を徒歩で見ながら、ダグラス駅へ。


建物の改修工事もみることが出来た。
どの建物も、綺麗にしている。


プロムナードにでると、海辺で気持ちがよい。


馬が曳く馬車鉄道。

コレを残しているところからも分かるが、
古いものを大切にする文化なんだろう。


さて、ダグラス駅に到着。

タイムテーブルを入手できていないので、
1本目は15分前に出たところだった。

ちなみにタイムテーブルは、期間によって違うので、
インフォメーションセンターなどで入手することをお勧めする。


チケットを買っておいて、モーニングティー。

紅茶の方がコーヒーよりも安い。
さすが英国。


のんびり次のを待っていると、かわいらしい機関車が!
これは鉄道ファンには堪りません。


さて、そうこうしていると、次の便が到着。
プラットフォームに入ることが出来た。

ダグラスは、マン島の首都。


で、乗り込むのはこちら!
マン島名物、保存鉄道だ。

鉄道が発達していた英国らしい。


機関車トーマスの、リアルバージョン。


ガイドブックによると、夏期だけ運行されているそうだが、
手元のタイムテーブルをみると、2月の連休、
3月の中旬から11月の頭まで、ウィークデイに一部運休あり。


1905年の製造のこの機関車。
マンチェスター製。


1873年からダグラス ー ポートエリン間、15.75マイルを運行している。
140年の歴史がある。


しかも、こうして運行されている鉄道(ナローゲージ)では英国最古。


客車は木製。


照明もかわいらしい。


窓ガラスは、こうして革製ベルトで上下させ、固定する。


汽車は独特のにおいをさせながら、力強く目的地へと進んで行く。


キャッスルタウンに到着。

帰りのタイムテーブルを撮っておくことをお勧めする。
タイムテーブルはご覧の通り手書きだ。


キャッスルタウン、到着にワクワクしていると
地元のカメラ少年が話しかけてきた。

彼もカメラを持っていて、単焦点1本でフィルムで頑張っている。


目的の中世の古城、ルシェン城。

19世紀中頃まで首都だったキャッスルタウンの中心に建つ。
一人なんで、時間はたっぷり。


絵に描いたような城だ。


いくつかの教育プログラムのあと、
タワーを登る。


こうして広い窓(といっても小さいが)は、城郭の内側に。
石積みの建築ではコレが限界か。


ガラスは一枚一枚が同じ大きさで、手仕事。
制作者のサインが入っているガラスを発見した。


城郭の外側向きは小さい窓。


スリット状の窓を通した光が、眩しく、美しい。


タワーをどんどん登るとルーフに出た。


飾りとしても、実戦としても使えるデザイン。


下を覗く。。。


街を見渡す。気持ちいい。


城郭の内側を見下ろす。。。
高い。


さて、キャッスルタウンの街並も素敵だ。


建物の隙間をぬけると、海に出た。


13世紀に建てられたオールド・グラマー・スクール。


埠頭の突端。


風見鶏は、バイキング船。


マン島の住宅には薪を焚く暖炉が必ずあるようで、
こうしたチムニーがたくさん。


カモメ達も、チムニーが大好きのようで、よくとまっている。


港の回転橋。
半日キャッスルタウンを満喫した。

しかし、何の因果か、ツアー中に3回もキャッスルタウンへ来ることになる。
なんだか親近感がわいた。


帰りの汽車に乗り、ダグラスへ。

後ろへ飛んで行く風景は、どこを見ていても自然と酪農の共存。
何とも贅沢な時間だ。


宿舎に戻ると、パブから声がかかる。

なんとライダーでライター、タレント・多聞恵美さんが来ていた!
このブログでも、2度目の登場。

馴れ馴れしく話してしまっているが、とっても気さくな人。
ビールを何杯か飲んで、軽くポートレート撮影させてもらった。
超ラッキー。

もちろん、メンバーでも記念撮影。
左から、純さん、高橋、多聞ちゃん、桜井さん、田所さん。


いろいろ感じてきてココロは満足、良い疲労感とご褒美で、
いい一日だった。  


Posted by たかだい at 11:11Comments(0)マン島TT

2013年07月08日

マン島TTへ、その5。


さて、つづきを。

6/7はレース最終日。
10:15からライトウェイトがスタートする。

歩いているのは、グランドスタンドの直線コースとなり、
レース開始1時間前にクローズする。

つまり、その前に観戦場所へと移動しておく必要があるのだ。


途中、マン島の警官と記念撮影。


向かったのは、前回の観戦ポイントと同じく、ガバナーズブリッジ。

ただし、見る方向を変えた。
前回、観戦するならあちらだなと思っていた土手の上。

しかし、日陰は寒い。
日本でいうと、お花見の頃の陽気だ。


さてさて、コース・クローズとなるようで、警官が登場。
マーシャルたちも慌ただしく動く。


ランナバウトの真ん中に用意してあったバリケードを設置。


マーシャルバイクが登場して、コースがクリーンであることを確認している。


ブラシを持ったマーシャルは、細かなゴミを掃きとって行く。

ラジオでスタート順を告げ、スタートしたことが分かる。

そして約17分後、来た!
コマ送りで。

















このシュケインのようなテクニカルなコースは、
観戦するに、やはり面白い。

メンバーが買ってきてくれた地元ではポピュラーな生ホタテをつまみに、
ビールという贅沢な観戦だ。





11:50からはサイドカーパレード。

90周年記念のパレードということで、最新のもの他に、
クラシックなサイドカーも参加。

途中から、観客に手を振る余裕も。

実はこのサイドカー、その前日に街中を走っているのを目撃していた。
あのマシーンが参加していることに驚いたし、楽しくなった。


13:00からシニアTTレースがスタートする。
シニアTTこそ、今回のTTの総まとめなので、皆力が入る。
60kmのコースを6LAPもするのだ。

ガバナーズブリッジからストレートに入るポイントに移動。
トップスピードに上り詰めるところを見ようと考えたのだ。

いよいよスタートして、最初の1台が来るのを待つ...。
しかし、レッドフラッグ。

観客を巻き込んでしまう事故があったと分かったのは、
ずいぶんと時間がかかった。


レースは時間をおいて、再スタートが決まった。

トップスピードが出ているグランドスタンドのピット入り口前に陣取る。
日本人マーシャルの山田さんとお話ししながらの観戦。贅沢だ。


スタートは順番で出て行くので、いろんなものが見れて面白い。


さて、2周を終えてピットイン。
応援しているガイ・マーティンだ。


ピットレーンは速度規制があるから、少し手前側を走っていても写真に納まってくれる。


しかし、トップスピードともなると、、、


カォーーーーーーーーーウォンーーーン。


とっても、真横は無理です!


とまあ、ど迫力の6LAPを堪能して、
表彰式のあとのインタビュー。

げちゃこみ。


帰り際のインタビューで、ようやくマクギネスを捉えた。


観客はどこからよじ登ったのか、トイレの上に陣取っている。
100人載っても大丈夫(?)状態。


レース関係者達が集まって、パドックのビアテントは大変な賑わい。


おっと、めずらしく空いてる!
マンクスアイスは、メチャ濃厚でオススメというので、
買ってみた。美味しー。


ということで、我々は「いつもの」公園に設置された
BBQテーブルで呑むのであった。
  


2013年07月09日

マン島TTへ、番外編。

マン島TTレース2013の雰囲気を感じさせる動画が配信されています。

レースの迫力、興奮、緊張感、楽しさを体験して下さい!



是非、全画面で見て下さいね。


  


Posted by たかだい at 08:22Comments(0)マン島TT

2013年08月19日

松下ヨシナリ・お別れの会。


お久しぶりです!夏期休暇はいかがでしたか?

ボクはというと、松下ヨシナリさんのお別れの会に行ってきました!

8/17ってお盆の時期なのに、東京プリンスホテルの
ガーデンアイランドにみんな大集結。
非公式情報ですが、250人は居たねー。

松下ヨシナリさんは、バイクのロードレーサーで、
今年5月のマン島TT中の事故で、他界されました。

楽しく送ってほしいというご家族のご意志でしたが、
もちろん集まったみんな、松下ヨシナリさんが大好きなメンバー。
楽しくにぎやかに、笑顔笑顔でした。

この繋がりをつくってくれたんですから、
すごいよ。まっちゃん!


そうそう、8/15は松下ヨシナリさんの誕生日。
もちろんお祝いしてきました。


たくさんの展示品、写真もありました。
そのなかに、今年のマン島TT応援フラッグも。


「高橋貴大」も、もちろん入ってます。^^


壇上には、我らが山田純さんと多聞恵美ちゃん。

マン島ツアーでは、ホントお世話になりました。
久しぶりに会った筈なのに、全然久しぶりな感じがしないのは、
Facebookのおかげでしょう。


まっちゃんのモテぶりは、相変わらず。さすがです。


福山理子さんを囲んで、マン島ツアーメンバーと、
浜松がんばる人の会メンバー。

理子さんとお会いするのは初めてなんですが、
しばらく前から繋がりがあって、
やっと会えましたねーと嬉しい限り。

ちゃっかり、ポートレート撮影させていただきました。w


ツーショットは多聞ちゃんと。

このブログ登場は3回目かな?
相変わらずカワイイですね。

さてさて、他にもたくさんの人と再会が出来ました。
「なんで知ってるの?」ってお互い共通の友人だったりで面白い。

ただ普通にのってきたバイクが、こうした人との繋がりになるなんて、
やっぱりなんでも、深めることが大切なんですね。

ホント、よい夏休みだったです。  


Posted by たかだい at 10:18Comments(0)バイクマン島TT

2013年12月15日

完成邸見学会、開催中!

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昨日は、人・建築設計所の完成邸見学会に、
大変、大勢の方のご来場をいただきまして、
本当にありがとうございました!

本日も、みなさまを暖かな薪ストーブがお迎えします!

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そして、なぜか初音ミクも、お迎えします!!

ホントは、マン島で走ったEVバイクの展示も!!
という話もあったのですが、ちょうど今日まで
九州のアニメ館に展示中で、、、残念!

人・建築設計所は、TEAM MIRAIを応援しています。